VTT(WebVTT)字幕ファイル完全ガイド — 文字化け・変換・作成・動画焼き込み
.vttファイルとは何か、SRT・ASSとの違い、文字化けの直し方、無料変換ツールの使い方、動画への字幕焼き込みまで、VTT字幕ファイルに関するすべてを解説します。
1. VTT(WebVTT)ファイルとは
WebVTT(Web Video Text Tracks)は、W3Cが策定したウェブ標準の字幕・キャプションフォーマットです。拡張子は.vttで、HTML5のtrack要素と組み合わせてブラウザ上で字幕を表示するために設計されました。
Zoomはクラウド録画の自動文字起こしをVTT形式で提供しており、「vtt ファイル」「zoom vtt」などで検索するユーザーが多い理由はここにあります。また、YouTube・Vimeo・Netflix などの主要動画プラットフォームもVTTをサポートしています。
VTTファイルの例:
2. VTT・SRT・ASSの違い
| 形式 | 用途 | スタイリング | 対応プラットフォーム |
|---|---|---|---|
| .vtt (WebVTT) | Web・HTML5・Zoom | 基本的なCSS対応 | ブラウザ・YouTube・Zoom |
| .srt (SubRip) | 動画編集・汎用 | なし(プレーンテキスト) | ほぼ全プレイヤー |
| .ass/.ssa | アニメ・高度スタイル | フォント・色・位置完全制御 | VLC・専用プレイヤー |
3. VTTファイルの文字化けを直す
VTTファイルを開いたときに日本語が文字化けする場合、文字コードの不一致が原因です。WebVTTの仕様ではUTF-8エンコードが必須ですが、一部のツールがShift-JISやCP932で出力することがあります。
4. VTTをSRTに変換・動画に焼き込む
ZerakuのSubtitle Converterで、VTT・SRT・ASSなどの字幕形式を無料でブラウザ変換できます。またVideo Caption BurnerでVTT字幕を動画に直接焼き込むことも可能です(近日公開)。
5. よくある質問
Q: ZoomのVTTファイルはどこで入手できますか?
Zoomのクラウド録画設定で「音声のトランスクリプト」を有効にすると、録画終了後にVTTファイルがダウンロードできるようになります。Zoomウェブポータル → 録画 → 該当録画の詳細から入手できます。
Q: vtt拡張子のファイルが開けません
VTTファイルはテキスト形式なので、メモ帳・VS Code・テキストエディタで開けます。動画プレイヤーで使う場合はVLCやMPC-HCが対応しています。ブラウザの場合はHTML5のtrack要素と組み合わせて使います。
Q: SRTとVTTどちらを使うべきですか?
ウェブ上での使用(HTML5動画、YouTube)ならVTT。動画編集ソフト(Premiere、DaVinci)や汎用プレイヤーで使うならSRT。どちらか迷う場合はSRTが最も互換性が高いです。